ゴールデンキャデラック 2008-09-25
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人気クイズ番組「ヘキサゴンII」からブレイクした人気タレント、上地雄輔のフォト&エッセイである。
グラビアとエッセイが交互に掲載された構成。
写真はどれも彼らしさがよく表れている。
イメージにぴったりと感じる人も多いことと思う。
エッセイとのバランスを考えても、もう少し多くてもよかったかもしれない。
エッセイの前半は、小中高を中心とした思い出の中からいくつかエピソードが選ばれ、時系列に沿って語られている。
一般的な自伝をさらにコンパクトにしたような感じに仕上がっている。
それぞれの話から、彼の人となり形成のエッセンスを感じ取れるかもしれない。
後半は現在を中心に語っている。
他にも、勇気付けられることばが連ねられているのでファンなら特にお勧めだ。
いわゆる「おバカキャラ」で通っていて、学校のお勉強的な知識はあまり身につけていないのかもしれないが、その独特の感性とセンスで見えている世界を文章にして描き出すさまは見ごたえがある。
何と言うか、お勉強的な知識が余計にないからこそ失われずに残っているのではないかと思えるような面もあるのが面白い。
また、過去や今の仕事を振り返る中で、いろいろなところへの「感謝」に行き着いているのがわかる。
それに加えて、決して傲慢にならず、素直に、そして前向きに、といった人間性が読み取れる。
本書を通じて、こういったところが多くの人を引き付ける上地雄輔の魅力なのだと認識するに至った。