boke 2003-09-29
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オールドファンには受け入れがたいものがあるかもしれませんが、完璧なAOR路線のアルバムで、たぶん彼らの最大のヒットアルバムではないでしょうか。前作からのプロデュースのデビッド・フォスターとやはり前作からの加入になるビル・チャンプリンとグループがだいぶなじんだという印象で、そんな背景でこのアルバムは生まれたのでしょう。③はスティーブ・キプナー作の名バラード。ピーター・セテラのハイトーンとビル・チャンプリンのしわがれ声が絶妙にブレンドされた当時の彼らを象徴する曲です。セテラ作のバラード⑦やジェイムズ・パンコウの⑩等聞き所は満載です。ピーターはこのアルバムの後独立、順調にヒットを飛ばしますが、ここ数年泣かず飛ばず。後釜にキーンのジェイソン・シェフを補強したシカゴの方も、19あたりまではヒットに恵まれましたが、このところはグレイテスト・ヒットアルバムを連発し、過去の遺産で食いつないでいます。
このアルバムはいろんな意味で彼らのターニングポイントだったと思います。