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Universal International
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   キーンのデビュー・アルバム『Hopes & Fears』は、たぶん多くの点でコールドプレイと比較されることになるだろう。まず、インディ・レーベルのフィアース・パンダに見出されたという点が両者共通しており、キーンはここからシングル「Everybody's Changing」をリリースした。そして、キャッチーで心温まるインディ・ポップをヒットさせていること、すべての曲が陶酔的なヴァースと高らかなコーラスを特徴としていることも共通点だ。ただし、コールドプレイやトラヴィスのファンが喜びそうな音楽であることは間違いないが、キーンはもう少しデリケートなサウンドを生み出すことに成功した。その秘密を探れば、異色の楽器編成にたどり着く。ギターの代わりに、この3人組はピアノを使うのだ。

   その最良の部分において、本作は『The Bends』をリリースした頃のレディオヘッドを連想させる。ヴォーカルを担当するトム・チャップリンの声は、クリス・マーティンのかすれた涙声よりトム・ヨークのファルセットに近い。ヒット・シングルとなった「Somewhere Only We Know」を始めとするトラックで、キーンは持ち前の無駄のないサウンドに、壮大で感動的な調べをどうにかねじ込んでいる(これはプロデュースの優秀さに負うところが大きい)。全12トラックを通して聴くと、ジワジワと攻めてくるメランコリーにうっとうしさを感じる部分もあり、もう少し茶目っ気があってもいいのにという気がする。しかし、その点を差し引いても、この『Hopes & Fears』が注目に値する1枚であることに変わりはない。明るい将来を約束された若手バンドによる、驚くほど成熟したデビュー・アルバムだ。(Robert Burrow, Amazon.co.uk)

収録曲

Somewhere Only We Know
This Is the Last Time
Bend and Break
We Might as Well Be Strangers
Everybody's Changing
Your Eyes Open
She Has No Time
Can't Stop Now
Sunshine
Bedshaped