真浪 勉 2008-02-02
15 人中 10人 の方がこのレビューが参考になったと投票しています。
長い坂道を降りてあとに、海を見つけた・・・。
何だか、最近のコブクロを聞くと、そんな感じがする。
いつの間にか、登ったり下ったりする坂の中で、
ふと見つけた海は、きれいで静かな心の透き通る海。
・・・そんな感じである。
わりとデビュー当時から聴いているコブクロなのだが、
ここ何作かのシングルの歌詞的は、私にとって、
「よくわかる」という表現よりは「そんな感じもあるよね・・・」と、
どこか、そんな感じもあった・・・
多分、それは年のせいかもしれないが。
しかし、既発売のシングルを含めたアルバムを通しで聴くと、
これがまた、すばらしく良い世界を堪能できる。
言葉のひとつずつを、大切にしている姿勢と、
それをどう伝えれば、素直に心に染み入るかを、
まるで、気持ちの中の綾を、独り出にそっとほどいて、
楽にさせてくれるような、そんな音楽。
そういう優しさを感じさせてくれる。
曲としては、もちろん「蒼く 優しく」や、
「蕾(つぼみ)」などもすばらしい出来だと思うのだが、
「WHITE DAYS」が私はとてもお勧めである。
あと、コブクロって、言葉をきちんと伝えようとする発音と発声が、
とても好きだし、好感持てる・・・やはりきちんと日本語は、
心に響くように、しっかり伝えて欲しいし。
そのへんも合格点で、年甲斐もなくデビュー当時から聴いている。
あと、歌詞の持つ世界観というか、ひとつの歌の中に、
広がってくる独自の展開と、その世界を声にした瞬間の暖かさも、
すばらしいと思う。ずっと聴きたいアーチストがやっと現れたと思う。